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小林和美事務所

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「キャリアアップをマナブ」講座で一緒に学びましょう!!

「キャリアアップをマナブ」講座で一緒に学びましょう!!

山梨県生涯学習推進センター様において、10月14日から11月18日まで全6回、「キャリアアップをマナブ」講座をやらせていただきます。チラシがCoolで素敵です♪

今回の研修は感慨深いものがありまして…なにせこの仕事をはじめた目的は「働く人たちのキャリアプランに携わりたい」でしたので。14年経って初めて目標に手が届きつつある、という講座なのです。

長くなりますが、少し私の昔話、よもやま話にお付き合いください(笑) 自己紹介にもある通り、一番最初の就職は従業員数約350名の製造業。当時は製造業は勢いがあり、グループ企業のひとつでもあったため先進的な社員教育や社内活動が盛んな時代でした。

そのような中で偶然社員教育の担当となり(きっかけは前任者が退職し、部内で教育訓練規程の読み合わせをしたところ、私が教育体系の欠陥を見つけてしまったことからでした)、それからの数年間は休日はもちろん1日中社員教育のことばかり考えていました。

やりがいを感じていた会社を辞職しなければならなかったのは、親の病気による看病で休暇を取らざるを得なくなったとき。製造現場への異動の打診を受け、相当悩みましたが後ろ向きな人事異動が三十路になるころの私の、第2の仕事としてもいいのか?と泣く泣く踏ん切りをつけ(今でもですが、継続することに1番の意義を感じているので。)、それからの数年間は家事手伝いをしながら引きこもって社労士試験の勉強をしていました。両親には本当に感謝しています。なにせ年頃の娘が無職であてのないような勉強ばかりしていたのですから。母親にその当時のことを聞くと「鬼気迫っていて、びくびくしながら接してた」とのことです(笑)。今はテレビや新聞等に出ることもあり、それが親への恩返しだと思っています。

今考えると、同じ世代のみんなが遊んだり結婚・出産をしていた”人生の華々しい1番良い時期”に、父親の看病をしながらそれ以外は家事と勉強しかしないというストイックな生活はこれまでの考えや価値観を見直す大きなきっかけになったように思います。

自分にとっての”人生の氷河期”があったからこそ開業後すぐに「キャリア」や「ワーク・ライフ・バランス」について専門としたい。特に女性は人生の大きなイベントがたくさんあるから、道に迷わずに自分らしく輝いて生きてほしい。という目標ができたんです。 資格を取ろうと決めたのも、今回のような講座、そして働く人たちが自信を持って職務に打ち込めるように「ビジネスマナー」「時間管理」「コミュニケ-ション」などのバックグラウンドの知識・技能もお伝えしたい。そのためには経営者や人事担当者ときちんと話ができる労務管理の国家資格が欲しい(なにせ、当時この仕事はアナウンサーや客室乗務員が圧倒的に多かったので、コネも何もない田舎娘はこれが最良だと信じこみましたよ)。と考え、周りの人には「遠回り過ぎない?」と心配されながらも地道にコツコツとお声がかかった仕事は全力投球でやってきました。

なので、私みたいな考えの者は少数派かもしれませんが、でも「キャリア」って仕事だけじゃなくて、人生全ての経験をキャリアだと考えるともっと自分らしい、自分の良さを活かした生き方がひとりひとりできると思うのです。その計画やもくろみ(!!)を後押ししたい、という思いがあります。 今回の講座、力入ってます(笑)ぜひ参加いただき、一緒にいろいろなことを考えましょう。