山梨大学「キャリアマネジメント科」授業お疲れさまでした。
6月10日(土)、山梨大学のキャリアマネジメント科にて授業をいたしました。
この授業は特別科目で、修士課程の1年生に対して将来をイメージする一助として設けられた選択科目です。昨年に引き続き2年目の実施の今回も先生方と講義内容はいずれも変わらず、私は「社会人になるにあたってのお金の考え方」についてお話をしました。
今年受講された学生のみなさんは特に今の時点や20代前半期でのお金の運用の仕方に大変興味を持って質問くださいました。金融商品というのは様々な種類があり、何を選択したらいいのかは想像もつかないのではないかとは思います。
授業でお話をした通り、・就職後1年位したらお金の流れを把握して ・キャリアビジョンを描きつつどのような商品があるのか研究し ・お金を分類して ・その用途に応じた貯め方をする のがお金を運用する手順です。
また、勉強する手段としてはFP等の資格取得が体系的に学べる手段ですが、実際に自分で購入することを考えるなど、身をもって学ぶのがそれこそ真剣に学べる方法です。中でもハイリスクハイリターンの金融商品も、お金の分類後、「余裕資金」として長い期間をかけて運用していくべきで、金融商品の名称や、イメージにとらわれて安易に株式等に挑戦するのは危険です。そのあたりはこれから社会人になったばかりの時期に必要資金の額やキャリアビジョンと併せて考えていってほしいと思います。
授業自体は3名の講師がみなさんが考えられないような「結婚」や「育児」「介護」について語ったので、少し戸惑われたのではないかな、と思っています。私の立場からお話しできるのは少子高齢化と社会保障という点で考えると、地域のリーダーになりうるみなさんには次世代のこともしっかり見据えて生活してほしいと思います。
今回も魅力的な宮崎先生、島先生とご一緒出来て私も受講生として質の高い講義を受けさせていただきました。これは本当に幸せなことだと思います。特に今回は私自身ワークライフバランスに特化した仕事も計画しており、宮崎先生にはご専門のWLB先進国のワークシェアと移民の問題について、そして主催の風間先生からも後進国においての働き方の現状もお聞きすることができ、とても勉強になる1日を過ごすことができました。
この授業は特別授業なので来年はもしかしたらできなくなるのか…とても悲しいのですが、また来年も変わらないみなさんにお会いできるのを心から願っています。
みなさまお疲れさまでした。ありがとうございました!!