社会保険労務士
小林和美事務所

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山梨県社会福祉協議会「事務担当者基礎研修」お疲れさまでした。

山梨県社会福祉協議会「事務担当者基礎研修」お疲れさまでした。

6月21日、社会福祉法人 山梨県社会福祉協議会主催の「事務担当者基礎研修」の講師を務めました。 この研修は昨年度からスタートした事業で、社会福祉協議会において研修体系を整備しその計画に則って実施された研修とのことです。昨年は「労務管理」のみ担当させていただきましたが、今年はそれに加えて「給与計算実務」も担当いたしました。 午前中は「労務管理」です。労務管理のうちみなさんにお伝えした細目は・労働法各法 ・労災 ・出産育児です。 みなさんの会社には就業規則があり、日々の事業活動はこの「ルールブック」に則って行われているかと思います。この「ルールブック」は労働基準法他の労働法に基づいて定められており、法では何を求めているのか、そしてそれを受けて各会社はどう定めているのか、ということは事務担当者としては知っていてほしい事柄です。 毎日の事務が実は全国のさまざまな事業所と共通の法に基づいているということをご理解いただくことで、より受講されたご自身にとっても必要なこととして身近に捉えていただけるのではないかな、と思います。 難しい専門用語も使わなければならない場面もあり、みなさんは大変だったと思いますが、会社に帰り「ルールブック」を見直していただくことでより一層理解は深まると思いますので、就業規則の最大限の活用を会社としてぜひ検討していただきたいと思います。 午後は「給与計算等」です。法で守らなければならないこと、そして年・月のスケジュール、各項目についての注意事項についてお話をしました。特に詳しくお話をさせていただいたのは労働基準法で決められている「割増賃金の算出」と「平均賃金の算出」、そして控除項目にある「社会保険・労働保険の適用と保険料計算方法」です。そして最後には演習として手計算で給与を算出していただきました。 現在はほとんどの会社では給与計算ソフトを導入し、それに入力することで給与計算が自動的になされていると思います。したがって昔のように勤怠データから積み上げての手計算は少なくなり、ミスは格段には減ったかとは思いますが実際にはどのような根拠で給与の数字に結びついているかが分からないままパソコンへの入力業務はしている、という方もいらっしゃるのではないか?と思います。 ここでは法での規制から毎月の計算時に注意するべきことをお伝えしました。 質問もたくさんしてくださってありがたかったです。よく聞かれるのが「前任者からこの数字で計算してって引き継いだけど、その数字であっていますか?」というものです。法や計算の根拠の理解が抜けていると、このあたりに大きな間違いが生じる可能性があるな、というのが実感です。ぜひ給与担当となったみなさんにはこのような講座を受講してほしいと思います。 …ここで講座でのお詫びをしたいと思います。給与計算はミスはあってはならないことですのに、演習問題の回答を間違えるという大失態を犯してしまいました。この場をお借りして受講したみなさんと事務局のG様にお詫び申し上げます。その修正にも多大の手間と時間かかかりますね。身をもって学びました。大変失礼をいたしました。 1日と長い時間の研修でしたが、会社のルールと給与計算について第一線で実務をするみなさんの理解が深まれば嬉しく思います。 今回の研修も私自身にとってもいい勉強の機会となりました。みなさま、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。